第9回研鑽会 2015年8月8日
書式や罫線の有無による,筆跡の観察
同一人が,縦横の違いや,罫線の有無により同字を執筆したときに,筆跡に違いがあるかを,参加会員により筆記実験を行いました。
今回は,執筆するテーマを決め,全員同じ文字を書くこととしました。内容は以下の通りです。
- 「日本筆跡鑑定協会」
- 「あいうえおかきくけこ」
- 「アイウエオカキクケコ」
- 「神奈川県川崎市」
- 「幸区南幸町」
- 「1234567890」
- 「一二三四五六七八九十」
これらの文字を,縦横の書式で,罫線のある専用用紙と,罫線のない専用用紙にそれぞれボールペンを使用して執筆しました。実験の筆跡データは,提案者の二瓶鑑定人に集約され,検証をしてもらうことになりました。また,今後に向けて,回数を重ねていくことなども話し合われました。
参加者:天野瑞明,齋藤保,高崎仁良,田村真樹,他1名(敬称略)