第11回研鑽会 2015年12月19日

2024年3月19日

筆跡から,筆順の判断ができるか否かの検討

  • 完全なつながり線があれば判断できる。また,つながり線が部分的であっても,その方向性から筆順を推定することができる。
  • つながり線がない場合,終筆部の画線内の色が濃い部分をもってして,書き順を推定することはできないか?
  • 微細な部分は個人内変動する可能性があるので,サンプルを集めて,検証する必要がある。

筆順が判断できた場合,その希少性を判断する

  • データベースがないと希少性の判断ができないため,データベース構築が必要。
  • 同一人かどうかの概念からいったん離れて,同じ人が書き順を変えて同じ文字を書く実験をすると,不自然さが現れて,偽筆が読み取れる可能性がある。

研鑽会の検討により,筆記実験を行い,深堀していくこととなりました。

参加者:天野瑞明,齋藤保,高崎仁良,田村真樹,齋藤健吾,他1名(敬称略)

第11回研鑽会 2015年12月19日

活動記録

Posted by 協会事務局