第15回定例会及び,第7回研鑽会 2015年4月11日
第15回定例会
協会会則の変更
協会会則を刷新し,ホームページに掲載しました。
会長・副会長・事務局長の選出
会長は,日本文化科学振興会 比較筆跡鑑定研究所 代表 天野瑞明氏が投票により選出されました。
副会長は,株式会社 齋藤鑑識証明研究所 代表取締役 齋藤保氏が天野会長により任命されました。
事務局長は,田村鑑定調査 代表 田村真樹氏が任命されました。
第7回研鑽会
共通した鑑定方法の抽出
正会員が行っている,筆跡鑑定の工程を抽出し,共通した鑑定方法を構築する枠組みづくりが行われました。鑑定人により工程数が異なり,また流派により,必要とする工程に温度差があることが判明しました。今後調整を続け,協会基準の礎としていくことで合意がなされました。
鑑定可否の判断
筆跡鑑定を行う際には,鑑定資料と対照資料の状態を注意深く観察する必要がありますが,ときには「鑑定不能」の判断を下す場合があります。今回は,正会員が何を基準として,鑑定可否の判断を行っているのかを抽出する試みが行われました。
【今回の目的】
日本筆跡鑑定協会で独自の鑑定基準を設けることにより,各会員の鑑定精度の向上や,門下生の育成などに寄与させようとするものです。
参加者:天野瑞明,齋藤保,高崎仁良,田村真樹,齋藤健吾,他1名(敬称略)